留学をするメリットとデメリットを経験者が4選ずつまとめたよ。
こんにちは、さだしです。
留学をするというのは自分の過ごす環境がすべて変わることなので、どんなものなのかと知った上で慎重に決めたいですよね。
僕も5年前ニュージーランドに行くと決めたときは3ヶ月ぐらい悩みました。その時は期限があったので僕は思いきって決めましたが、時間があるのなら色んな情報集めたり、自分と向き合いながら時間をかけて留学するかどうかを決めることをオススメします。
- 単純に留学に興味がある
- 留学を考えていて、迷っている
- 留学をするために親を説得する情報を探している人
- 迷っているなら留学をした方がいい
- 留学をするメリット4点
- 留学をする上のデメリット4点とその対策
僕が留学を決めたときの大きな理由は家と日本を離れたいという後ろ向きなエネルギーでしたが、今では留学をしてよかったと思っています。この記事では経験者の僕が留学をする上でのメリット・デメリットを経験を交えてお伝えします。
インターネット上には沢山の方が留学のメリット・デメリットについて書いておりますが、実際に留学をしての体験談の一つとして参考にしていただければ幸いです。
※留学するために親を説得したいという方へもお役立て頂けるかと思います。
では見ていきましょう(。・ω・)ゞ
もし今少しでも留学をしたいと考えていて、環境的にもできるのであれば、僕は迷わずした方がいいと考えます。冒頭で「時間をかけて考えた方がいい」と言っていてあれですが、そう考えるのには理由があります。
迷うのはやりたいことだからですし留学をしたい理由がきっとあるのだと思うということと、僕が留学をして本当によかったと感じているからです。控えめに言って留学の経験はメリットだらけでした。
ではそのメリットをお伝えします。
留学をするメリット4点
記事を書く際に自分の留学経験を振り返ってしみじみとやってよかったと思っていたのですが、その中でも4点お伝えします。
留学するメリット① 語学力確実に身に付く
留学することのメリットとして、語学力が確実に身に付くことが真っ先に思い付きます。授業はすべて現地の言葉で受けますし、レポートやエッセイもすべて現地の言葉で書きます。これだけやっていたらその現地の語学力が嫌でも身に付きますよね。
帰国してからホテルで働いていたのですが、ある時海外のお客さんの対応に先輩が困っていたときに代わりに対応すると、その先輩の僕に対する態度が一変しました。違う言語が話せるというだけで重宝されます。
これは自分の将来のためになることですし、客観的評価ができるメリットなので留学をするため親を説得する時の大きな材料になると思います。
留学するメリット② 海外ならではの授業が受けられる
僕がニュージーランドの大学の授業を受けて大きな魅力だと感じたのは授業にディスカッションが多く取り入れられていたことです。
日本の大学の多くに見られる大きな講堂で先生の話を聴くというスタイルではなく、10人ぐらいの少人数制で学生と先生がやり取りをしながら進んでいくというスタイルだったということが大きいかもしれません。
あるテーマに対して自分の意見を述べることは、学んだことを自分のものにする上でとても大切ですし、人の意見を聞くことは視野を広げるのに役立ちますので、ディスカッションはとても重要です。海外には比較的ディスカッションを取り入れている授業が多いようですね。
また僕が専攻していた国際関係の授業では、学生が一国の大統領になりきって擬似的に国連会議を行うものもあったりと面白かったですね。インターンで投資の勉強をすることになったときは驚きました(笑)
僕の場合を紹介しましたが、留学ではその現地ならではの面白い授業が受けられるはずです。
留学するメリット③多様な価値観にふれられる
留学制度を取り入れている大学や高校では、大抵数ヵ国から受け入れているので、色んな国籍の学生がいます。自分とは違う文化で育ってきた人達交流するのは価値観揺さぶられて面白いですね。
僕が学んでいたニュージーランドでも面白い人達に沢山出会いました。
- ホテルの経営をしながら大学に通っているベトナム人
- バスでめっちゃフレンドリーに話しかけてくるニュージーランド人
- 50歳で大学に学び直しに来てる台湾人
- 思っていることをズバズバ言う中国人など
「あなたいい男ね」と言われたときはびっくりしましたが、これを異性に言える人は中々いないと思います。
多様な価値観にふれることで自分の価値観を見直すことができますし、いいと感じたものはどんどん取り入れて自分の幅を広げることができます。
留学するメリット④ 意見を持つ・発言しやすい雰囲気がある
どの国の人達もとにかくオープンではっきり主張を持っているしそれをしっかり伝えるという印象で、しかもそれでうまくいっていました。いつも笑顔だったんです。
僕は彼らと関わりを持って、自分の主張を持つようになったし、それをしっかりと伝えるようになりました。主張を持つようになったと言うよりは、むしろ言いたいことはいっぱいあると言うことに気づきました。そして、 思っていることを言わないとむしろ「なんで言わないの?」みたいな感じになるので、必然的に言うようになりますし、なにより意見をいうことは好ましいことなんだと自然に思えました。
日本の中だけで大事にされている価値観というものはやはりあるようで、それにそぐわなくて苦しんでいる人達もいると思います。日本でダメとされていることが海外では好ましいことだったりするので、異文化で多様な価値観にふれることはとても大切ですね。生きづらさを感じている人は一度海外に出てみるのはオススメです。
留学をするデメリット4点
留学をすることにデメリットは正直ないと思っています。どういうことかというとどんな経験でもマイナスになることはないと思うからです。しかし、留学をしていて困ることはあります。留学でいつかぶつかるであろう壁として留学のデメリットと4点とその対策をお伝えします。
留学のデメリット① 日本食が恋しくなる
留学する日本人の多くを悩ませるのがこの日本食が恋しくなることですね。僕がいたニュージーランドでは肉なら肉、魚なら魚、と焼いたものがドーンとでてきます。味付けもどうしたらここまで素材を殺す味付けができるんだ。。という感じです。個人的見解ですが、日本の食はやっぱりレベルが高いです。
カップラーメンが日本から送られてきて、誰かにお裾分けするという日には奪いあいでしたね(笑)
また街にいけば日本食レストランは沢山あったのですが、食べてみると全部何かが違う。カツ丼を注文してトンカツとキャベツがご飯にのった味付けはマヨネーズのものが出てきたときは笑いましたね。あのタレがおいしいのに。。寿司のクオリティだけはなぜかかなり高かったです。
でも、ある時気づいたのですが自分で作ってしまえばいいんですよね。幸い日本で見かける野菜やお肉はスーパーマーケットで手に入れられたので、ある時期から僕は 自分で料理を作るようにしてました。
食だけは譲れないという方は、あらかじめ自分が留学する国に日本食レストランがあるかどうか、日本食に使える素材が手に入るかなどを調べておくことをオススメします。
留学をするデメリット② ある日なんのために留学しているのかわからなくなる
留学中、ぶつかるであろう壁としてあげられるのが、留学の目的がわからなくなるということですね。これは曖昧な目的で留学をしてしまった人に起こりやすい出来事ですね。
僕の場合は家と日本を離れたいということだけで留学をしたので、なんで英語を勉強しなければいけないんだろう、ということにすごく苦しみました。家にいたくない!日本を離れたい!という衝動だけで海外に行ったわけですが、ニュージーランドについた時点でそれは達成してしまっため、じゃあなんのために留学を続けるのという問題ですね。
こうならないためには、なぜ自分は留学をするのか?という留学の目的を明確にしておくことが重要です。海外見てみたい、だったら旅行でもできますし、遠くに行きたい、だったらもしかしたら日本国内のできるだけ離れたところでも充分かもしれません。
なにが言いたいかというと、自分の目的が留学でないと達成できないのかと一度考えることはとても大切だということです。目的を見つめ直した上でそれでも留学を選択したのならその目的は留学を成し遂げる大きなエネルギーとなります。僕のまわりでも、海外で就職する!だったり英語を絶対できるようになる!と目的を明確にしてきた人は実際の行動が違いました。
自分が困らないように、留学の目的を明確にしておくぐらいの気持ちでいいと思います。
留学のデメリット③ サービスに日本のクオリティを求めるとしんどい
留学をしていてそこまで問題ではないけどどうしても気になってしまうのが、日本と比べたときのサービスのギャップでした。日本のサービスに慣れ親しんだ私達は海外に出たときに無意識に日本と同じサービスを求めてしまいがちですが、ここは気を付けるべきポイントですね。
海外でレストランに入った日本人観光客が、水とおしぼりが出てこないことで店員に文句を言ったことが、日本人観光客は海外でのマナーが悪いという問題として捉えられてるようです。逆に言えばそれほど日本のサービスクオリティは高いということですね。
僕も店員さんのそっけなさはどうしても気になってしまいました。でも別に悪気があるわけではなくて、必要以上に気を使わないということやお客と従業員は対等という現地の価値観があるだけなので、そう思うことでまあ受けれられます。友人は店員さんが落としたいちごをそのまま渡されて「洗えば食える」と言われたそうですが。
またニュージーランドではお店が閉まるのが早かったですね。17時の定時になったらみんなさっさと帰るので夕方には街中のシャッターがすべて閉まります。お客さんとしては少し困ることもありますが、ニュージーランドには仕事より家族との時間を大事にする文化がありますので、そういうことならしょうがないと思えますし、むしろ素敵だなと僕は感じました。
海外のサービスに不満を感じ時はその背景にある価値観を理解することをオススメします。単純な価値観の違いということがわかれば、嫌な気持ちもスーッと引いていきます。
留学のデメリット ④ホームシックになることがある
留学の一つの大きな困難としてホームシックがあります。全員がなるわけではないですが、もしかしたら最大の壁かもしれません。留学することを考えている方のなかにも、ホームシックにならないか心配という方は多いと思います。飛行機代もかかりますし簡単に帰れないので、考えてしまいますよね。
僕も留学中ホームシックになってしまいました。寂しくてしょうがない夜もありましたが、日本の友人とWeb電話をしたり、現地で友人を作っていくことで次第にやわらぎました。ホームシックはきちんと向き合えば治ると、乗り越えた僕が断言します。
▶️留学のホームシックは治ります。経験者が教える対処法 - Dear bro
向こうでも楽しく過ごしていた人は、半年に一度家に帰ったり、日本の友人と話したり、現地の活動に積極的に参加していましたね。
そもそもホームシックになるかわからないですし、今考えてもあんまり意味ないかなと思います。なってしまったときに考えましょう。
繰り返しにはなりますが、留学が選択肢にあるならした方がいいと思います。迷っているのはしたいからこそですし、まあデメリットもあげましたがしっかり対策をとることでクリアできます。上記にあげたものは僕が留学で体験したメリット・デメリットですが、ご自身の留学をする目的があると思いますし、その目的はあなただけの経験を形作り、必ずどこかへと導いてくれます。
以上で終わりになります。 留学のメリットとデメリットを書きましたが参考になれば幸いです ( `・∀・´)ノ