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Dear bro

この地球上のどこかにいるわたしと同じことで困っているあなたへ

留学のホームシックは治ります。経験者が教える対処法

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こんにちは、さだしです。




留学中ホームシックで今も不安を抱えてる人が沢山いるということを知りました。僕は今日本にいますが、ニュージーランドの長期留学でホームシックになり不安で苦しんだ経験があるので気持ちが痛いほどわかります。不安で不安で片っ端からGoogle検索をして、いい記事に出会った時は本当にホッとしました。

何度も留学をやめて帰ろうかなと考えましたが、今ではあのときやめずに2年半留学を続けてよかったなと思っています。

僕がホームシックになったときに行っていた対処法が少しでも役に立てればと思いこの記事を書いています。
    

✅この記事はこういう方に向けて書いています

  • 留学中、ホームシックになって不安な人
  • 留学前、ホームシックになったらと心配な人



✅この記事の内容 

  • 留学でホームシックになるのは情けない?
  • 留学でホームシックになったときの具体的な対処法
  • 留学の先にある未来

では一緒に見ていきましょうヘ(`・ω・)ノ



✅ホームシックは情けないことではない

留学中でホームシックになるなんて情けないと感じている方は多いかもしれません。甘えているとか自立できてないと言う人もいますが、僕はホームシックで不安になることが情けないとは思いません。

なぜなら異国の地に行くことは、人生の出来事の中で二番目にストレスがかかることだと、臨床心理の世界で証明されているからです。1位は身近な人の死です。

なぜ、母国に帰りたいと思うのかといえば、自分を知っている人がいるという安心感が大きいでしょう。自分を知っている人がいない、助けてくれる人がいない状況では、不安になりますよね。自分の命に関わることだから当たり前です。

僕も留学中はホームシックになるなんて情けないと思って、自分の気持ちを見ないふりをしていましたが、不安は大きくなるばかりでした。繰り返しになりますが、ホームシックは情けないことではないので、ホームシックになってしまったということを認めて、しっかり向き合うことで対処していきましょう。



ホームシックにかかったときの対処法①:一端逃げてもいい

誰も知合いがいない地に乗り込んで、がんばるぞと意気込んでいた手前、友人とWeb電話したり、一端家に帰るのがためらわれるという方は多いかもしれません。僕は当時、日本が嫌い、家に居たくないという理由で飛び出してきたので、日本の家族や友人に頼ることは逃げだと思ってしまい、かなり抵抗感がありました。

しかし、一端逃げてもいいと思います。不安があるままでは、前向きにアクションを起こすことはできないですので。そもそも逃げとも思いません。



Web電話で日本にいる友人と話をする

今はLINEやメッセンジャーで簡単に日本にいる友人と話ができますよね。お金もかかりません。話すことは、ホームシックの事でも、他愛のない世間話でも、相手の話をただ聴くだけでも、なんでもいいと思います。自分が安心できる人と話をするだけで気持ちは和らぎます。

僕はかなり抵抗を感じていた日本の友人とのWeb電話ですが、やってみるとかなり不安が和らぎました。やっぱり自分を知ってくれている人がいるというのはかなり安心感につながりますね。



一時帰国をしてしまう

長期留学の方で、帰国をしようかどうかと迷った場合には一端帰国をしてしまうのもアリだと思います。卒業するまでは帰らないと意気込んでいた方には中々難しいことかもしれませんが、一度帰国が頭によぎってしまったら何度も浮かんできて、先に進めません。 

実際、僕の友人でもよく一時帰国をしている人の方が、現地で元気に過ごしていた印象があります。彼らは半年に一度ぐらい帰国していました。一度日本に帰って、気のおける仲間と楽しんで、リフレッシュすることは大事ですね。

現地に来たばかりで今帰るのはさすがにちょっとなぁという方は、ここまで頑張ったら一端帰るという目安を作るのもいいと思います。そこまでは頑張ると切り替えて目の前の事に集中できますので。



目標をひとつ決めてそれに集中する

ホームシックになったときは、帰りたいとか日本の友人に会いたいということで頭がいっぱいになってしまいがちです。そういう時は目標をひとつ決めてそれに集中することで、少し目を向ける方向を変えるということも効果的です。

僕の場合はTOEICで目標点数を決めて、授業が終わったら毎日図書館で3~4時間勉強をしていました。自然とTOEICに気持ちが向いていきましたし、帰りたいという気持ちはいつの間にかなり薄れていました。目標を持つことで有益なことに時間を使えますし、点数も2年で795点まで行ったのでいいことだらけですね。

ホームシックにかかったときの対処法:②現地で安心できる居場所を作る

今まで紹介した対処法は、ホームシックになって不安でなにも手につかないという場合にぜひ試して欲しい方法です。しかし、その場限りの対処法であることは否めません。日本の友人と話したり一時帰国をして少し不安が和らいだとしても、その友人や家族は現地にいないわけですから、現地に自分の居場所を作ることが根本的な解決になります。上記の方法で不安が和らいだら、次の行動へと移りましょう。



現地で自分の事を知ってくれている人を作る

自分の事を知ってくれている人がいるというのは、なんともいえない安心感を与えてくれます。そのためには留学中の日常生活で自分の事を話すことが有効です。

僕はなにか質問をされたら、細かく答えるようにしてました。例えばキャンパス内で「どこに行くの?」と訊かれたら「先生に呼び出されて、職員室に行くとこなんだ。あんまり行きたくないんだけど」みたいな。職員室とだけ答えてたら、そうなんだと終わってしまうところでも細かく答えることによって、「なんで職員室に呼ばれたの?」と相手が興味を持ってくれて、話が続きますし自分の事を知ってもらうことにつながります。

また後から、あの件どうなった?というように質問してくれたり。歩いていても声をかけあうような友人ができたら、一人じゃないという感覚を取り戻せます。



相談できる人をつくる

留学中ホームシックになって帰りたいと思うのは日本には相談できたり頼れる人がいるからで、その人達と切り離されてしまうため留学でホームシックになってしまうのは仕方がないと思います。なので現地でも相談できる人をつくることはとても大切です。

留学先の学校には生徒指導員(Student support)といって、留学中の学生のメンタルや生活面の相談に乗ってくれる先生がいるので、思いきって相談してみましょう。解決には繋がらなくても、悩みを聴いてくれる人がいるというのはとてもデカイです。

もし、生徒指導員がいない場合やどうしても反りが合わないという時は気のおける友人を探すのでもいいと思います。僕は生徒指導員への相談と友人への相談どちらも活用していました。



SNSで自分の事を発信してみる

これは安心できる場所を作るきっかけとして有効な手段です。僕がニュージーランドにいた5年前はFacebookが流行っていて、日々の気付きや悩みも書いていました。

話したことない人でも投稿見たよと言ってくれたり、あの件大丈夫?とかすごく共感すると声をかけてくれる人もいましたし、そんなに仲良くなかった人から「あなたのファンなの」って言ってもらえた時はビックリしましたね。(笑)

最初はお互い相手を知らないわけですから、発信をして自分を知ってもらってる状態だと、相手も声をかけやすいですよね。



まずはあいさつから始めてみるのもOK

中々自分から話しかけたりSNSで発信するのはハードルが高いという方は、Helloと一言あいさつすることから始めてみるのもOKです。

何度かあいさつをしていると、そこから話に発展することもありますし、別の場所であったときに話をしやすかったりしますよね。

あいさつに慣れてきたら、一言「どこ行くの?」など質問を付け加えてみるのもいいかもしれません。あいさつをされて嫌な気がする人はいませんし、自分に興味を持ってもらえるというのは大抵の人は嬉しく感じるはずです。



✅語学力に自信がなくて話しかけられない

留学中、伝わらなかったらどうしようと考えて、話しかけられないという人が僕の周りには多くいました。文法が間違っていないか気にしすぎたり、完璧な文法でなければいけないというのは日本の悪しき風習ですね。

実際に英語で話すときに大切なのは、相手に伝わるかどうかで、文法が完璧である必要はありません。僕の経験ではこちらが伝えようという気持ちを見せれば、拙い語学力でも相手は聴いてくれます。

僕がニュージーランドで留学していた時はタイやベトナム、中国からも留学生が来ていたのですが、彼らは語学力よりも相手と話すということを大切にしていて、実際拙い英語でもどんどんコミュニケーションをとっていました。彼らより明らかに英語ができる僕の友人が、文法に自信がないからと言って、英語を使わないのは客観的に見てもったいないと感じていました。

あなたの語学力もご自身で思っているより高いはずなので、文法の完璧さは気にせずにぜひ話すことにチャレンジしてみてください。

留学の先にある未来

今留学をしていてホームシックになっても、留学をやめずに続けることを選んでいるのは、きっと今を乗り越えてご自身の留学を意義のあるものにしたいからだと思います。

僕はニュージーランドで留学をして、ホームシックになりながらも2年半続けて本当によかったと思っています。よかったと思うポイントはいくつかあります。

  • 日本の良いところを知ることができる
  • 現地の多様な価値観に触れることができる
  • 一人でも生活していく力が身に付く
  • 親との関係を見直すいい機会になる
  • 語学力が確実に身に付く

この中でも一番は語学力が身に付いたことです。ニュージーランドは英語が公用語だったので英語が身に付きました。授業はもちろんすべて英語で聴く力が身に付きますし、レポートやエッセイも英語なので書く力が身に付きますし、積極的に現地の人と話をすれば話す力もつきます。

日本で英語で話しかけられた時に受け答えできると、友人からすごいと言われますし、翻訳の仕事を高い報酬で請け負うこともしてました。いいことだらけだなと思ってます。

僕は語学力が留学をした一番のベネフィットでしたが、ホームシックを乗り越えて留学をきちんと乗り越えることで得られるあなただけの意義があるはずです。

今、留学でホームシックになって情けないと感じているかもしれませんが、そんなことはないと僕は思います。留学をしていたというだけで「すごい」という人が沢山います。何が言いたいかというと、そういう人達は留学をしたいけどできていない人達だと思うんですね。だから沢山の人がすごいと思うことをあなたはしているはずです。

ご紹介させていただいた対処法を実践して、ぜひ留学のホームシックを乗り越えてみてください。

※あくまで僕が効果的だった対処法なので、状況などで効果がないこともあると思います。やってみてダメだったというときはぜひコメントください。相談に乗ります。

いい留学ライフを|*・ω・)ノ